184時間残業で過労死したIT勤務社員…
ツイートで残したログが生々しいと話題に…
いっこうになくなる気配のない超過労働や過労死の問題。
東京のIT会社で務めていた男性は月平均で87時間も働いていたといいます。
184時間残業で過労死したIT勤務社員
■東京のIT会社で裁量労働制で働いていた
男性会社員(当時28歳)が昨年、くも膜下出血で死亡し、
池袋労働基準監督署が今年4月に過労死として労災認定していた。遺族代理人の川人博弁護士が16日、記者会見して明らかにした。
労基署は亡くなる直前の2カ月間で過労死ラインとされる月80時間を超え、
月平均87時間45分の残業があったと認定。
また、裁量労働制が適用される前には最長で月184時間の残業があったとした。■勤務先は東京都豊島区の「レックアイ」。
男性は不動産会社向けのシステム開発を担当していた。昨年7月、チームリーダーに昇格した際に専門業務型の裁量労働制が適用された。
みなし労働時間は1日8時間だった。
引用:https://mainichi.jp/articles/20180517/k00/00m/040/092000c
こちらの男性は昨年の6~7月に
Twitterにわずかながらログを残していました。
それらのツイートが非常に生々しいと話題になっています。
ツイートで残したログが生々しいと話題に
<6月>
【24日午前1時46分】
やっと家ついたー。この安心感よ。今月も華麗に300時間やー。ねむすぎ。
【26日午後10時29分】
身体の疲れ方が尋常じゃない
<7月>
【4日午後0時24分】
ねむい。13時から翌日の18時までってなんなん。
【4日午後8時20分】
仕事終わるまであと22時間
【5日午前6時32分】
外明るいと思ったらもう6時かよ。アーメン。
【6日午前1時20分】
うおー!やっとしごとおわったぁー!!
社会人になってから36時間ぶっ通しで働いたの初めてやがな。
引用:https://mainichi.jp/articles/20180517/k00/00m/040/092000c
若いからこそ働けてしまう。
無理できてしまうというところに大きな落とし穴があるのかもしれませんね。
ネットでの反応
・男性のツイートに高橋まつりさんのツイートを思い出す。
自分の働き方の異常さをネタっぽくつぶやくことで
何とか世間とつながり、精神を保とうとしていたのだと思う。・案外、人は長時間働けるんだ。
でも、疲れたな眠いな少し頭がいたいなと徐々に不調が大きくなって、
突然に脳や心臓に深刻な変調が訪れる。
多くの人は内蔵が傷んで残りの長い人生を不自由に過ごす。・生々し過ぎる。予備軍の方、お気をつけください。
・どうしょうもない企業の傲慢さ。
いつから日本は労働モラルハザードになった?