不良の少年軍団・カラーギャングの現在…
彼らは何処へ…


カラーギャングとは

アメリカのストリートギャングを模倣した日本の不良行為少年達の集団のこと。

名前の由来はこれらのギャングと同様にチームカラーを身につけることからで
同じくストリートギャングを模倣したチーマーと呼ばれる
非行集団から派生した集団と言われていることが多い。

カラーギャングと言えば窪塚洋介さんも出演している
池袋ウエストゲートパークの印象が強い方も
少なくないかもしれません。

一時期はカラーギャングと呼ばれる若者集団が増え
犯罪も多くあったと聞きます。

しかし、最近では全く聞かなくなったカラーギャング。
彼らは今、何処で何をしているのでしょうか。

カラーギャングの現在

ニュースによると
カラーギャング「護国一家」のメンバーや元メンバーなど
13人がグループの解散を宣言し、地域貢献活動として
舞鶴地区(福岡市中央区)の落書きを消したというもの。

1997年ごろに結成された少年たちによる不良グループ
カラーギャング「護国一家」。

上下赤色の服がトレードマークで長浜公園に
毎週土曜の夜遅くから未明にかけて騒いでいました。

最後の「総隊長」は17代目。
最近はメンバーが減り、集会も開いていなかったという。

以前いた黒や緑のライバルグループはなくなり、喧嘩相手もいなくなったそうです。

14代目総隊長だった会社員(21)は

「時代です。もうはやらんでしょ。
ちゃんと社会に役に立つことをしていきたい。」

元メンバーの会社員(21)も

「部活みたいで楽しかった。
今思えば周りに迷惑をかけたなと思います」

と積極的に落書きを消した。

宣言を聞いた舞鶴公民館の進藤二郎館長(74)は

「これを区切りとして再出発し、地域に貢献する若者になって欲しい」

このまま大人になってしまう人もきっといるでしょう。
そんな中、一社会人として
しっかりとした大人になる事は喜ばしい事ですね。

いつの間にかいなくなってしまったカラーギャング。
実は2000年代後半より衰退していったようです。

日本のカラーギャングは各々のチームカラーを持ち、
その構成員はチームカラーのバンダナや服、お揃いTシャツを着用、
グループを誇示している。

1990年代には従来から在ったモラトリアム集団の暴走族が
ファッション性に欠け「格好悪い」として
その数を減らしていく中で、カラーギャングのような
新しいスタイルのモラトリアムファッションは様々な派生集団を発生させる。

2000年代にはピークを迎えるが、2000年代後半に衰退した。

これからは世の中の役に立つ事を頑張ってほしいですね。

ネットでの反応

・福岡市自体は都会的で新しい雰囲気の街なんだけど、
今だに昔気質のヤンキーを見かける
東京からだいぶ離れてる地域だから発展しつつも
古いものが残りやすいのかな

・それにくらべて暴走族は息が長いね
もう伝統芸能の域に達してる

・護国一家って赤いジャージ着てるくらいだからな。
高校デビューとかばっかりだよ。
全然けんかとかしないしね。
おまえらが思ってるような悪そうな集団ではないよ

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