人類が壊してしまった遺跡・観光地6選…
人間はロクな事をしないと話題に…
世界には歴史的な遺跡が多数ありますが、
中には失われてしまった物もあります。
今回は人類が壊してしまった遺跡・観光地を紹介します。
人類が壊してしまった遺跡・観光地6選
1.旧石器時代の壁画
1940年フランス、モンティニャック村で
遊んでいた子供が偶然発見したラスコー洞窟の入り口。
牛や馬、カモシカ等の動物の壁画があり、
15000年〜20000年も前の絵にも関わらずかなり良い状態で残っていました。
しかし、観光客により壁画は次第にダメージを受けるようになり、
ラスコー洞窟は閉鎖され保存の為に見られなくなりました。
現在は復元施設があり、そこでレプリカを見ることが可能です。
また、日本でラスコー洞窟壁画展が開催されたこともあります。
2.テネレの木
サハラ砂漠に唯一生えていた木。
それがテネレの木です。
1973年、酔っ払ったドライバーが
この木に突っ込み、倒れてしまいました。
木の残骸はニジュール国立博物館に展示中です。
ダックビル
アメリカオレゴン州にあるダックビル(アヒルのくちばし)
岩の土台が不安定な為、周囲をフェンスで囲っています。
フェンスをよじ登り撮影する人が後を絶たず、
岩がついに壊れてしまいました。
3.アラル海
かつて世界第4位の大きさを誇る湖だったアラル海。
今ではその面影はありません。
なぜ、こんなことになったかと言うと
水を無計画に大量使用した結果、
規模が縮小してしまったそうです。
しかし、2005年にダムを作ったことで水深が20mから42mまで回復しました。
4.ナスカの地上絵
ペルーのナスカ川とインヘニオ川に囲まれた乾燥した盆地状の高原の地表面に
「描かれた」幾何学図形、動植物の絵。
猿や鳥、人の形をしたものなど1000種類もの絵があります。
なぜ描かれたのかは未だに不明です。
また、渦巻き状の模様がフィボナッチ数という
自然の中に見られる渦巻き状の黄金比だったことで
都市伝説的なことでも注目されています。
歴史的建造物にもこの黄金比が描かれています。
とある説だと世界中の遺跡を線で繋げてみると直線状にあります。
これは古代、の宇宙人たちは空から見た時に
拠点となる箇所を世界各地に作っていたとも言われています。
ナスカの地上絵もその一つなのでしょうか。
そんなナスカの地上絵は2018年2月、トラックが突っ込み3つの絵が損傷。
ナスカの地上絵にあるエリアにはガードレールも何もありません。
その為、絵のど真ん中を通過してしまったそうです。
5.チャカルタヤ氷河
ボリビアにある海抜5421mのチャカルタヤスキー場。
2009年の時点でほとんどの雪が無くなってしまいました。
ボリビアで2番目の広さを誇ったポーポ湖の水も消滅。
水不足は深刻さを増しています。
6.マヤ・ビーチ
レオナルド・ディカプリオ主演映画に登場したマヤ・ビーチ。
1日約200隻のボートで2000人〜4000人もの観光客が訪れていました。
一躍有名にな理ましたが、ビーチ周辺の生態、
特に海底の珊瑚礁に深刻な影響がでるようになり、
環境保護の観点からビーチへの立ち入りを
2018年6月〜9月30日まで全面的に禁止となり、
今後は来訪者数を1日2000人以下に制限させるそうです。
マヤ・ビーチは浜辺から海に入ってみると
海底は岩とサンゴでとても歩きにくくなっています。
このため湾に入り、観光客を上陸させるために
ぎりぎり砂浜近くまで乗りつけるボートが海底のサンゴを傷つけたり、
スクリューで巻き上げた海砂がサンゴに降りかかったりして
サンゴの白化などの環境破壊が進んでいたそうです。
ネットでの反応
・遺跡壊しちゃダメ絶対
・壊すのも人間だけど、守れるのも人間ですね
・遺跡や世界遺産を守る活動が行われているけど、
別に守る『義務』はないんだよな。
人間がいようがいなかろうが、いつかそこの環境は変わって滅ぶしね。
もちろんその意識は大事だし、必要不可欠かもしれないけど、
自然の摂理なんだからあまり重く考えるのはよくない。・地球は何も考えない。
考えるのは常に人間だけ。
地球は何も欲しがらない。
欲しがるのは常に人間だけ。