美少女が男性ばかりの職場で働いた結果…
意外な素顔がカッコいいと話題に…
こちらの美少女、実はあるテレビ番組への出演をきっかけに
世間の注目を集めた方なのです。
その理由は彼女の職業。
可愛らしい容姿からは想像もできない職業、
いったい何かわかりますか?
彼女のお仕事は・・・
実は彼女は消防隊員だったのです。
彼女の名前は宇田川唯菜さん。
小田原消防署に勤務する消防隊の24歳です。
まだあどけなさの残る可愛らしい女性が、
危険で男社会のイメージが強い消防署に勤めているなんてとても驚きですよね。
消防士は激しく燃える火の中での消火活動も行うため、
身を守るための装備は合計で30キロほどになるそうです。
宇田川さんは身長は153センチで女性の中でも小柄な体格ですが、
男性署員と同じ装備を身につけます。
ちなみに制服は一番小さいサイズのものを切って着用しているとのことで、
その様子を想像するだけで可愛いですね。
女性消防士は全体の2%
男性のイメージの強い消防隊員ですが、女性は全体の2%ほど。
宇田川さんの所属する小田原消防署では358人が勤務していますが、
女性はその中に14人しか居ないそうです。
女性活躍推進法により、活躍の幅が広くなった
2016年4月には「女性活躍推進法」が施行され、
女性の活躍の場が広がりました。
一般の企業でも営業職の女性比率を4割以上にする、
勤続年数の男女差を5年以下にするなどの行動計画の作成と実行が求められています。
では、女性が消防士になるためにはどうしたらよいのでしょうか?
女性であっても採用までの流れは男性と代わりありません。
ただし、危険な現場で身体を張った仕事をするという業務の性質上、
身体上の基準はあるそうです。
東京消防庁の場合
・身長 155センチ以上
・体重 45キロ以上
・胸囲 身長の2分の1以上
上記のほかにも視力や聴力、肺活量などの基準があります。
総合格闘技で鍛える
体力をつけるため、宇田川さんは総合格闘技を頑張って取り組んでいるそうです。
職場の先輩とともにジムに通って日々鍛錬を行っているそうですよ。
そして、日ごろの鍛錬の成果を試すため、
総合格闘技の全日本大会にも出場しています。
結果はなんと準優勝。
「もっと強くなって優勝する」と
さらなる目標を掲げて、頑張っているそうです。
最終的には男性と同じことができる消防士に!
宇田川さんの目的は最終的には
男性と同じことができる消防士になること。
男性であってもなかなかできる人が少ないハードな消防士の仕事を
女性ながら同じようにできるようになりたい!と決意する顔は
とてもかっこいいですよね。
現在の宇田川さんは出動要請があると現場に向い、
情報の収集と管理業務を行っていますが、
消防係長は「近い将来、最前線で消火活動する消防隊に入ってもらいたい」と期待を寄せているそうです。
消防士になったきっかけ
宇田川さんが消防士になりたいと思ったきっかけは
2011年3月に起きた東日本大震災でした。
人の命を救う消防士の姿への憧れが現在に繋がったといいます。
もともと男の子が好むようなものに興味があったそうで、
小学2年の時には空手がしたいと自分から言い出したそうです。
人の命を救いたい!小さな身体に大きな希望を抱えた宇田川さんの夢はまだ始まったばかりです。
注目のされ方はどうあれ、良い意味で宇田川さんが消防士の広告塔になり、
隊員数が一人でも増えれば非常に重要な役割を果たしていると思います。
男性隊員達と一緒に最前線で戦う日を目指して頑張る宇田川さんの目標が、いつか叶いますように。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=PfI3stK5KYU