「マグロからアニサキスが出た…」
魚屋さんがクレーマーを黙らせたひと言が話題に…
生モノを食べる際に気を付けたい食中毒。
「特に魚などに関しては寄生虫が…」なんて話もありますよね。
サケ、サバ、アジ、イカ、タラなどの魚介類から感染するため注意は欠かせません。
魚の寄生虫と聞いて最初に思い浮かぶのは
「アニサキス」でしょうか。
お笑い芸人でタレントの品川庄司の庄司智春さんがサケイクラ丼を食べて、
アニサキスが体内で暴れまわった経験を明かすなど、
アニサキスによる食中毒の件数はここ10年間で25倍に急増しているそうです。
アニサキスに関するエピソードをTwitterユーザーの
魚屋さん@祝‼ガタガール復活‼(@love_marielife)が投稿し話題になっています。
「魚屋さん」の名前の通り魚屋を営んでいるそうですが、
あるお客さんから次のようなクレームが来たそうです。
「解凍のマグロからアニサキスが這い出てきて食べられないじゃない、どうしてくれるの?」
お客あっての商売です。
一歩間違えれば食中毒、また営業停止になりかねない内容ですが、
「魚屋さんの返し方が素晴らしい!」と話題になりました。
客「解凍のマグロからアニサキス這い出て来たじゃないのどうしてくれるのよ食べられないじゃない(# ゜Д゜)」
魚屋「えっ!?-60℃の冷凍状態からアニサキスが復活したんですか研究機関に持ち込みたいので買わせてくださいお願いします」
これ以降電話はかかってきませんでした
— 魚屋さん@魚食系男子 (@Love_marinelife) May 15, 2017
引用:https://twitter.com/Love_marinelife/status/864109050409107456
お客からのクレームは嘘であると見抜いた魚屋さんは
魚屋しか知りえない正当な知識でお客のあいまいな知識を粉砕したのです。
もし這い出てきたなら魚屋さんの言う通り、
研究機関で調べる必要があります。
中途半端な知識のままクレームを入れ、
返り討ちに会い恥を曝したのですからそれ以降連絡がこないのも頷けます。
なんとも恥ずかしいクレーマー。
そして魚屋さん、なんと電話に出た時に
「単純に、『えっマジで!不凍タンパクかな?
休眠かなどっちかな気になる欲しい大学持っていきたい』
って事しか頭になかったです」
との事でクレーマーを撃退するなんて事よりも、
冷凍を生き抜いたアニサキス本体に興味津々だったようです。
魚屋さんの完勝でした、
この魚屋さん魚の内臓からアニサキスを採取して画像を公開しています。
さらに、この魚屋さんは予防方法についても投稿しています。
食中毒の予防方法
とある魚の内蔵から摘出したアニサキスです。筋肉からは採取できませんでした
-20℃で24時間冷凍するか60℃で1分加熱すれば死滅します。発見して取り除いてしまえば害はありません(アレルギーなどの例外はあります)
明日はアニサキスと上手く付き合い予防する魚屋の知恵をつぶやきます pic.twitter.com/8RPhQQsfbL
— 魚屋さん@魚食系男子 (@Love_marinelife) May 16, 2017
引用:https://twitter.com/Love_marinelife/status/864489084252585984
「-20℃で24時間冷凍するか60℃で1分加熱すれば死滅します。
発見して取り除いてしまえば害はありません」ということでした。
魚屋さんは別の予防方法も紹介しています。
その方法とは魚に切り込みを入れて冷蔵庫で1時間冷やすという方法です。
アニサキスの予防法で加熱と冷凍は紹介されてますので別の方法をご紹介します
その方法とは画像のように魚に切り込みを入れ冷蔵庫で1時間ほど冷やすという方法です
切り込みを入れ冷やすことにより虫を切り殺し、身の奥に潜む虫を炙り出し取り除く事でアニサキスリスクをゼロに近づけてます pic.twitter.com/7wD6rUhohM
— 魚屋さん@魚食系男子 (@Love_marinelife) May 17, 2017
引用:https://twitter.com/Love_marinelife/status/864833533998579716
この方法であれば、ご家庭でも簡単に実行できます。
飲食店で提供されるものを食べて予防は難しいですが、
家庭で調理する際には魚屋さんの指摘に注意しながら調理していけば大丈夫です。
中途半端な知識は自分自身を困らせることになります。
商品やサービスに関する問題はそれなりのプロにお尋ねすることをお薦めします。