アニマル・エイド・アンリミテッドの活動内容…
動物救助のあるべき姿について考えさせられる…


アニマル・エイド・アンリミテッドとは

インドでは野良犬が多く生息しており、
車に轢かれて瀕死状態の犬や病気で苦しんでいる犬が
道端で倒れている光景は珍しいことではありません。

そのような犬達を助けて保護している団体があります。

動物愛護団体で名前は
「Animal Aid Unlimited(アニマル・エイド・アンリミテッド)」といい、
インドのウダイプルという都市にあります。

この団体は今まで野良犬のみならず、
たくさんの動物達の命を救ってきた実績があります。

中にはもう助からないのではないかと思えるほど、
瀕死の状態で拾われた犬もいます。

しかし彼らは動物がどんなに酷い状態でも
命があるなら全力で救助にあたる活動をしています。

動物救助のあるべき姿について考えさせられる

ある日路上で1匹の野良犬が倒れているところを
アニマル・エイド・アンリミテッドの方々が発見して保護しました。

その犬は感染症にかかっており、
自分の力で立てないほどに弱っていました。

「すぐに治療を施せばまだ助かるかもしれない。」

かろうじてまだ呼吸ができている犬を抱きかかえ、
救助団体の方々は施設へ連れて帰りました。

施設に連れてこられた犬は14日もの間、
休まずに治療が施されました。

犬はとても危険な状態でしたが、
救助団体の方々の中に諦めようと考える人は誰もいません。

14日間も治療を受け続け、
水や食料をたくさん与えられた犬は徐々に元気を取り戻していきました。

そしてある日、奇跡が起こりました。

以前は立つことすら難しかった犬が治療を受けたことにより、
自分の足で立って歩けるほどに回復できたのです。

犬の体には肉が付いて、目には生き生きとした光が戻りました。
更にふわふわの毛並みに戻り、
保護された当時の痛々しい面影が今はありません。

アニマル・エイド・アンリミテッドはすぐに諦めることなく、
救助活動をすればたくさんの命が救えると教えてくれました。

どれだけ危険な状態だったとしても
助けさえあれば今回のように奇跡を起こすことができます。

動物達がどんな状態でも命あるならば全力で助けること。
それが動物救助活動をする上で重要なあるべき姿ではないかと思います。

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