おいしいチャーハンの作り方…
冷たいご飯、温かいご飯どちらで作るとおいしい?
余った食材などで手軽に作れることから
家庭の中華料理の定番とも言えるのが「チャーハン」。
そもそもチャーハンはどのようなことを目的として生まれた調理法なのでしょうか。
チャーハンは唐の時代にインドから中国に伝わったとされる
『プラーカ』という料理が起源とされています。
これは、鶏肉や豚肉を煮込んだ煮汁で米を炊いて、
炊きあがった米と肉を炒めた料理です。
日本へは遣唐使によって、ごま油を加えて米を炊く
『油飯』として伝えられたものの、
当時の日本では余ったご飯を再加熱して食べる
『焼き飯』として発展、定着しました。
冷たいご飯は「だま」になりやすい
チャーハンに使うご飯は「冷たいご飯」がよいという人もいれば、
「温かいご飯」がよいという人もいますが
実際には温かいご飯のほうがいいようです。
冷たいご飯は水分が減ってパラパラでべたつきにくく、
上手にチャーハンができるように思われがち。
しかし、だまになりやすく、
均一化させるまでにご飯が割れたりつぶれたりすることがあるのです。
温かいご飯のデメリットは?
チャーハンを温かいご飯で作ると
初心者でも失敗なく作りやすいのです。
一方でデメリットもあるようですよ。
デメリットは、水分が多いので粘りが出やすく、
パラリと仕上げるには混ぜ方や炒め方にテクニックが必要なところです。
ただ、温かいご飯でも硬めに炊いたり、
米粒をつぶさないようにあおりながら空気を入れて調理したりするなど、
パラッとおいしく仕上げることは可能です。
プロの調理人は温かいご飯を使うことが多いです。
なぜならプロの料理人は素早くご飯に卵を絡め、
鍋をあおりながら空気を入れ、
全体を満遍なくバラバラにして短時間で仕上げる技を持っています。
火力が強いので短時間でいけるようですよ。
ネットでの反応
冷飯でチャーハン作って、
ダマにならないように短時間で作る方法があれば教えて欲しい。
火力の強いコンロと大きな中華鍋かフライパンがあれば
冷や飯でも熱々のご飯でもパラパラチャーハンは作れるけど
家庭で作るとなると難しい。
温度管理の観点から家庭用コンロなら温かいご飯が正解だと思う。
ダマになる人はまずご飯の量を減らそうか。